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造船・海運・重工業の平均年収ランキング2026年版|最新有報で上場大手から非上場の造船企業まで16社を比較【前年比つき】

造船トピックス
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「造船・海運・重工業って稼げるの?」
転職や就活でこの業界を考えたとき、誰もが気になる疑問だと思います。
本記事では、上場11社の有価証券報告書データ+非上場5社のOpenWork推計を組み合わせ、造船・海運・重工業の主要16社を年収ランキングにしてみました。
【2026年9月27日更新】上場企業は2026年3月期の有価証券報告書、非上場企業は2026年9月時点のOpenWork集計値に全面更新し、内海造船を追加しました。
なるべく何かしらの情報に基づいて記載していますが、100%正しいわけではありません。
あくまで参考程度のものとだと思ってくださいm(_ _)m

📑 この記事の目次
① この記事のデータポリシー
② 年収ランキング16社【出典付き・前年比つき】
③ 海運大手3社が突出して高い理由
④ 重工4社の年収レンジ
⑤ 造船専業の実態(非上場含む)
⑥ よくある質問(FAQ)
⑦ まとめ

📐 ① この記事のデータポリシー

  • 🟢 上場企業:各社の有価証券報告書に記載された「平均年間給与」を引用(2026年3月期。住友重機械のみ12月決算のため2025年12月期)
  • 🟡 非上場企業:OpenWork(旧Vorkers)等の社員クチコミ集計からの推計値(「推計」と明記)
  • 🔵 推計値はクチコミ自己申告ベースで、有報の「全社員平均」とは性質が異なります。
    あくまで参考値としてご覧ください
  • 「ボーナス何ヶ月分」「30代年収」など、公開情報で確認できない数字は記載していません。

💰 ② 平均年収ランキング16社【2026年版・最新有報】

順位企業名(証券コード)業種平均年収(最新)前年版の値増減ソース
🥇 1位商船三井(9104)海運1,659万円1,436万円+223万円有報 2026/3
🥈 2位日本郵船(9101)海運1,554万円1,435万円+119万円有報 2026/3
🥉 3位川崎汽船(9107)海運1,450万円1,222万円+228万円有報 2026/3
4位三菱重工業(7011)重工1,072万円1,017万円+55万円有報 2026/3
5位IHI(7013)重工1,000万円813万円+187万円有報 2026/3
6位川崎重工業(7012)重工910万円792万円+118万円有報 2026/3
7位住友重機械工業(6302)重工857万円──有報 2025/12
8位カナデビア(旧 日立造船・7004)重工・環境829万円791万円+38万円有報 2026/3
9位三井E&S(7003)重工・舶用機器802万円703万円+99万円有報 2026/3
10位名村造船所(7014)造船690万円657万円+33万円有報 2026/3
11位内海造船(7018)造船685万円586万円+99万円有報 2026/3
12位今治造船(非上場)造船561万円(推計)555万円(推計)─OpenWork(回答53人)
13位JMU(非上場)造船508万円(推計)499万円(推計)─OpenWork(回答127人)
14位常石造船(非上場)造船463万円(推計)463万円(推計)─OpenWork(回答28人)
15位新来島どっく(非上場)造船448万円(推計)448万円(推計)─OpenWork(回答29人)
16位大島造船所(非上場)造船416万円(推計)416万円(推計)─OpenWork(回答17人)
出典:1〜11位=各社有価証券報告書の「平均年間給与」(2026年3月期/住友重機械は2025年12月期で前年版と同じ期)。前年版の値は2025年3月期(内海造船は本版で追加)。12〜16位=OpenWork社員クチコミの集計値(2026年9月確認)。増減は当ブログ計算

こうしてみると一目瞭然──海運大手3社が圧倒的にトップを独占し、その下に重工大手、最下位群に造船専業というきれいすぎる三層構造が浮かび上がります ⚓
やはり海運は強いですね。今でこそ落ち着いてきましたが、数年前はボーナスが二桁月分あったとかなかったとか。。。。とんでもなく羨ましい(TдT)

今回の更新で目立つのは、上場11社すべてで平均年収が上がったことです(住友重機械は決算期が異なるため比較対象外)。とくにIHIは+187万円、川崎重工は+118万円、内海造船は+99万円と、防衛・造船の好業績を映した大幅増。上場造船専業の名村造船所・内海造船も約690万円に並びました(増減は当ブログ計算)。

※注意
12〜16位の非上場造船は「自己申告クチコミの平均」のため、有報ベースの数字より低めに出る傾向があります(クチコミ投稿者は若手中心になりがち)。
実際の全社員平均はもう少し上振れしている可能性が高い、という点を念頭にご覧ください。

🚢 ③ 海運大手3社が突出して高い理由

商船三井・日本郵船・川崎汽船──「海運御三家」がランキング上位を独占している主な要因として、業界レポートや報道で次の点が指摘されています。

  • ① コンテナ船事業の高収益化──3社共同出資のONE(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)の持分利益が、2021〜2023年に各社業績を大きく押し上げました。2026年3月期の有報でも3社そろって前年を上回り、川崎汽船は+228万円、商船三井は+223万円(当ブログ計算)でした。
  • ② 業界構造として人員規模が小さい──大規模工場を持つ重工業に対し、海運は陸上勤務社員数が比較的少なく、1人あたり利益が大きくなりやすい企業構造
  • ③ ドル建て収益と為替効果──運賃収入の多くがドル建てで、円安が直接利益に寄与している

ただし、海運大手の総合職採用は新卒・中途ともに極めて狭き門とされており、誰でも入れる業界ではない点には注意が必要です。

🏭 ④ 重工4社の年収レンジ

4〜7位を占めたのが、三菱重工・IHI・川崎重工・住友重機械の重工業大手。レンジは約857万〜1,072万円に集中しています。

  • 🥇 三菱重工(1,072万円)が抜けて高水準。売上高約5.0兆円(2026年3月期)と規模も最大
  • 🥈 IHI(1,000万円)が前年から187万円増で大台に到達。川崎重工(910万円)も118万円増
  • 🥉 住友重機械(857万円・2025年12月期)は決算期が異なり、次の有報で比較が必要

4社とも防衛・エネルギー・機械事業など多様なポートフォリオを持ち、造船はあくまで一事業セグメント。年収の絶対水準は事業ミックスや会社規模に大きく依存します。
各社の業績や株価の見方は三菱重工・川崎重工の銘柄ガイドでも解説しています。

🚧 ⑤ 造船専業の実態(非上場含む)

造船専業企業は、上場の名村造船所(690万円)・内海造船(685万円)(いずれも2026年3月期有報)を筆頭に、非上場の今治・JMU・常石・新来島・大島の各社が続きます。海運や重工大手と比べると年収絶対値は見劣りするのが現実です。

ただし注目すべきは「お金以外の価値」と「業界の追い風」です。

🌿 造船専業の3つの隠れた魅力

  • ① 地方都市勤務×低い生活コスト──広島・愛媛・佐賀・長崎などの地方拠点が多く、額面年収以上に手取り感覚は良い
  • ② 安定雇用と長い勤続年数──名村造船所の2026年3月期有報では平均勤続年数17.2年(平均年齢41.1歳)と、長く働く人が多い
  • ③ 業界全体の好業績──今治造船は2025年度に売上6,005億円で過去最高、名村造船所は2026年3月期に経常利益295億円で過去最高を更新。常石グループは2024年12月期に売上3,656億円・経常益458億円の過去最高を達成し、2025年12月期は売上3,480億円(4.8%減)でした(各社発表・報道)

業界全体が船価上昇+官民1兆円投資+脱炭素+艦艇輸出という4つの追い風を受けており、2026年9月には国の造船業再生基金が今治・JMU・名村など8件を初認定しました。実際に上場造船2社の平均年収は1年で33万〜99万円上がっており、給与水準は底上げが進みつつあります。各社の比較は日本の造船会社ランキングもどうぞ。詳しくは【2025年度 完全総括】日本造船業に起きた静かな革命もどうぞ。

❓ ⑥ よくある質問(FAQ)

Q1. 平均年収=自分の年収になるのですか?

A. いいえ。平均年収は全社員(経営層含む)の平均値で、職種・年齢・役職・配属によって実際の年収は大きく異なります。とくに海運大手は陸上総合職と海上職員で給与体系が異なります。

Q2. 非上場の造船会社の年収はどこまで信頼できる?

A. 本記事の非上場5社の数字はOpenWork(社員クチコミサイト)の集計値からの推計です。サイトへの投稿者は若手・中堅が中心で、管理職層の年収は反映されにくい傾向があります。
あくまで「最低水準の目安」として捉えるのが安全です。

Q3. 過去のランキングと比べてどう変わった?

A. ダイヤモンド・オンラインなどの業界記事によれば、海運大手3社は2021〜2023年のコンテナ船バブルで給与水準が大きく押し上げられ、現在もその水準を維持しています。
重工大手は緩やかな上昇基調、造船専業は業績好調を受けて中長期での底上げ余地ありです。

Q4. 海運業界に転職したい場合、未経験でも入れますか?

A. 一般論として、海運大手の総合職は採用難易度が非常に高いことで知られています。
中途採用市場の最新動向については、製造業・海事業界に強い転職エージェントに相談するのが確実です。

💼 ぞうせんおじさんの一言

造船・鉄鋼業界は技術力が高く、腰を据えて働ける企業が多い一方、業界研究や自分に合う社風の見極めが転職・就職成功のカギになります。新卒・若手なら就活クチコミと選考体験が豊富なワンキャリア、大学院生(修士・博士)・理系学生なら院生特化のスカウト・就職相談サービスアカリク、社会人の転職なら専門のキャリアアドバイザーに相談できるユメキャリ転職のようなサービスを併用すると、ミスマッチを避けやすくなります。気になる方は一度登録・相談してみるのも選択肢の一つです。

✅ ⑦ まとめ

  • 📊 有報ベースの平均年収トップ3は商船三井・日本郵船・川崎汽船の海運御三家(いずれも1,400万円超)
  • 🏭 重工4社(三菱重工・IHI・住友重機・川崎重工)は約857〜1,072万円のレンジ。IHIは1,000万円に到達
  • 🚧 造船専業は上場の名村造船所(690万円)・内海造船(685万円)を筆頭に、非上場各社はOpenWork集計で約416〜561万円
  • 📈 業界全体としては過去最高益の更新が相次ぎ、上場11社すべてで平均年収が上昇。長期低迷を抜けつつあるフェーズ

転職や就活を本格的に考える方は、有報の数字だけでなく、具体的な職種・年齢ごとの年収レンジを、信頼できる転職エージェントや業界専門書で確認することをおすすめします 📚
公式の有価証券報告書はEDINET(金融庁の電子開示システム)で誰でも無料で閲覧可能です。一次情報にあたる癖をつけると、転職判断の精度が一気に上がります ✨

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📚 出典・参考リンク
・EDINET(金融庁 電子開示システム)──全上場企業の有価証券報告書を無料閲覧可能
・商船三井 IR・有価証券報告書
・三菱重工 IR・有価証券報告書
・川崎重工業 IR・有価証券報告書
・名村造船所 IR・有価証券報告書
・OpenWork:今治造船クチコミ
・OpenWork:常石造船クチコミ
・OpenWork:JMUクチコミ
・OpenWork:新来島どっくクチコミ
・OpenWork:大島造船所クチコミ
・IR BANK/Yahoo!ファイナンス(各社の有報「平均年間給与」の年度別推移を照合、2026年9月)
・常石グループ 2024年度 連結業績報告
・ダイヤモンド・オンライン:海運3社の年収推移分析

※有報数字は各社の有価証券報告書(最新の2026年3月期。住友重機械は2025年12月期)に記載された「平均年間給与」を引用。OpenWork推計は同社サイトの社員クチコミ集計値で、自己申告ベースのため有報の全社員平均とは性質が異なります。実際の年収は職種・年齢・役職・配属事業により大きく異なります。転職・就職判断は各社の最新IR情報を直接ご確認のうえ、ご自身の責任でお願いいたします。

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